日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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▼324「王様と私」(八演)▼

★王様と私

@東京宝塚劇場

東宝 製作

1988年 9月 3日〜29日

八演


【掲載内容】

出会い / 大野靖子

天性の名花 鳳蘭さん / 岩谷時子

王様と私 ブロードウェイ初演の思い出 / 森岩雄
              (四・五・六・七演プログラムから再録)

「王様と私」について 自伝「ミュージカル・ステージ」よりの抜粋
             / リチャード・ロジャース 大平和登 訳
              (六・七演プログラムから再録)

「王様と私」のころのタイ / 河部利夫
              (六・七演プログラムから再録)

「王様と私」とその音楽 / 牛窪成弘
             (三・五・七演プログラムから再録)


【王様と私 ブロードウェイ初演の思い出】

私が「王様と私」を見たのは、昭和二十六年三月十三日であった。ブロードウェイのセント・ジェームズ大劇場で、大分永くロングランをしていた時であったが、配役はまだオリジナル・キャストで、主役のアンナにはガートルード・ローレンスが、王様にはユル・ブリンナーが扮していた。
このキャストの中に日系の踊り子が二人出演して 舞踊劇の主演をつとめていた。雨宮ゆり子と井芹美智子の両君であった。(中略)
イギリスの文学者キップリングの有名な言葉に、東は東、西は西、二つのものは一つにならない、という思想があって、いろいろな場合に引用されるが、たしかに思想、宗教、風俗、生活からいってそういう考え方も同感出来る。「王様と私」はその辺の雰囲気を遺憾なく、面白く、悲しく表現してあますところがない。しかし、「王様と私」は二つのものは一つにならないと投げやりにしてはいない。二つのものも人間性、ヒューマニズムの上では一致するものがあるのだということを強調し、これを主題に全体を構成しているミュージカルである。(中略)
東宝系で「王様と私」を採り上げてからもう何度か繰り返し上演し、アメリカのトニー賞までいただいたが、上演については訳者の一人として、この「王様と私」の主題を十分に発揮し、見物の心に訴えることの出来るように勉強をしていただくよう、強くお願いをして来た。
何卒それに成功して欲しいものである。

森岩雄 元東宝相談役
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by zatoumushi | 2008-12-27 03:15 | ▼プログラム▼