日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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▼027「プロミセス・プロミセス」▼

★プロミセス・プロミセス  ―アパートの鍵貸します―
(東宝ミュージカル特別公演)

@日生劇場

東宝 製作

1971年10月 4日〜28日

初演


【掲載内容】

御挨拶 / 菊田一夫

ハリウッドからニューヨーク そして東京へ / ニイル・サイモン

翻訳者のことば / 高田蓉子

演劇はすべての国の言葉 / デヴィッド・メリック

ベッツイ・ハウグに聞く:舞踊家の半生の物語

バート・バカラックのこと デヴィッドのこと / 宮本啓

ニューヨークにて '71年・秋 / 倉橋健

「プロミセス・プロミセス」
     そのオリジナルから普遍的な世界化まで / 荻昌弘

座談会:私は・アパートの鍵はいらなかった
       ニューヨークのサラリーマン生活
   / J.N.ハドルストン J.D.ケンリック W.H.カイル


【御挨拶】

ミュージカル「ラ・マンチャの男」、ブールバール喜劇「ボーイング・ボーイング」に続く三度目の日生劇場公演は、ブロードウェイの評判ミュージカル「プロミセス・プロミセス」でございます。
フランという可愛い娘に心を寄せている独身青年チャックが、会社の上役に頼まれて自分のアパートの鍵を貸したばかりに、思わぬ波紋が次から次へと巻き起り、青年は我が身の置き場も無く、アパートはまるでモテル同然となりますが、どうやらフランとの恋も結ばれることになる……という、至極明快な筋立ての中に、アメリカの都会生活の断面が巧みに描き出されて居る作品でございます。
ニイル・サイモンの脚本を、更に効果づけます人気作曲家バート・バカラックの音楽と、イキの合ったハル・デヴィッドの歌詞。また、来日して演出協力と振付を受持つフィーリングに溢れたベッツイ・ハウグ女史。
森岩雄・高田蓉子両氏の共訳、福井峻氏の訳詞から、演出・関矢幸雄のオール・スタッフの良きアンサンブルを得まして、舞台は躍如と致すことと存じます。
出演の俳優は、ミュージカルに意欲満々の北大路欣也、那智わたる、高島忠夫、益田喜頓、そして横山道代。
内田朝雄、友竹正則、小鹿敦、溝江博、中山麻理、中町由子、沢木順、山吹まゆみ等々から、ダンサーの一人一人に至りますまで、ブロードウェイに拮抗する力量の人々であることは、稽古中のベッツイ・ハウグさんの油の乗りきった迫力ぶりが何よりの証左であると思います。
現代的で、洒落ていて、ほんとにおかしい、楽しいミュージカル、と云うのが、初演に際して寄せられたブロードウェイの人々の共通の賛辞でございます。
さて、御来場の皆様は、「プロミセス・プロミセス」如何ようにお楽しみ下さいますことか……さっそく開幕したく存じます。


昭和46年10月
東宝株式会社専務取締役
菊田一夫
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by zatoumushi | 2007-11-01 21:33 | ▼プログラム▼