日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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▼073「マイ・フェア・レディ」(再演)▼

★マイ・フェア・レディ

@東京宝塚劇場

東宝 製作

1964年 1月 2日〜28日

再演


【掲載内容】

再演の御挨拶 / 菊田一夫

《マイ・フェア・レディに寄せられた感動のことば… ことば…》

「マイ・フェア・レディ」日本上演にも成功
               / スターズ・アンド・ストライプス紙

結実した“日本語版”/ スポーツニッポン 木村節男

傑作の舞台を見事に再現 成長した高島、個性生かす江利 / 野口久光

品のよい歌と踊り / 朝日新聞 呂氏

ファンの声(アンケート集より)
 / 品川区西小山三の四五六号 真田正規(学生 二十一才)
   文京区南片町二○二の四三二号 木内清和氏(会社員 三十四才)


【再演の御挨拶】

昨年9月、此のミュージカル・プレイの日本初演をいたしましたとき、我々は思いもかけない熱狂的な讃辞をいただき、予想に倍する公演成績をあげることができました。此の作品はアメリカ・ミュージカルの最高のものであり、良質のものでありますので、作品そのものに対する御褒めのお言葉をいただけることには、我々も確信を抱いていましたが、此の定員2700の客席があれほどの大入満員をつづけ得るとは思っていなかった次第であります。皆様のよきミュージカル作品を求めておいでになるお気持ちに、改めて大きな感激を味わった次第であります。厚くお礼を申し上げます。有難うございました。
さて、今回の再演でございます。9月公演が大入満員をつづけておりますときに、幾人かの外国人が私に申されました。「君が此の公演を続演しないのはなぜか、外国では、これだけ当たれば、絶対に1年でも2年でも続演する。それをやらない君は馬鹿でクレージィだ」。私も外国の劇場のロングラン・システムはよく存知ております。現に此の作品はニューヨークで7年間も同じ劇場で打ちつづけた記録を持っております。が日本の劇場には、悲しいかな、1年12ヶ月、その月々に他の会社との契約があり、数多くの専属俳優をかかえていて、その俳優達の出演月も考慮せねばならないので、それが出来ないのであります。
だが、何としても遂に御覧にならなかったお客様には申訳がなく、また、馬鹿でクレージィとなることは情けないので、やっと劇場の都合をつけて、ふたたび御覧に入れますのが、此の再演。
今回は、配役は大半を殆んどそのままにして、その代わり、演出・舞台装置・衣裳・ダンス・歌詞などに、かなりの改訂が加えてございます。
よりよき“マイ・フェア・レディ”を見ていただくための改訂でございます。


昭和39年 1月
東宝株式会社専務取締役
菊田一夫
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by zatoumushi | 2008-02-24 10:30 | ▼プログラム▼