日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

▼139「コレット・コラージュ」▼

★コレット・コラージュ コレットをめぐる二つのミュージカル

@シアターVアカサカ

勝田演劇事務所 製作

1992年 9月11日〜20日

初演


【掲載内容】

幕の開く前に / 勝田安彦

トム・ジョーンズ作品の魅力 / 小田切一雄


【幕の開く前に】

(前略)
コレットの生涯をミュージカル化しようというアイディアは、すでに20代の頃からトム・ジョーンズの頭の中にあった。けれど、具体的なきっかけとなったのは1970年に当時ジョーンズ夫人であったエレノア・ジョーンズが『コレット』と題する芝居を書き、ゾー・コールドウェル主演でオフ・ブロードウェイで上演された際、ジョーンズとシュミットが歌を三曲と伴奏音楽を提供したことである。この音楽付き芝居から一歩踏み出し、彼ら自身のミュージカルを創ろうと決意した二人が数年の歳月をかけて一先ず完成させたのがミュージカル『コレット』である。(中略)
同公演は、結局ブロードウェイから遥か離れたデンバーで打ち切られ、150万ドルの赤字を残して幕を閉じた。繊細なタッチを必要とする作品とプロデューサーの狙った方向との間に、あまりに大きなズレがあったと言うべきだろう。
これを苦い教訓に、小劇場向きミュージカルに書き直し、題名も『コレット・コラージュ』と改めて、装いも新たにオフ・ブロードウェイのヨーク劇場で上演されたのが翌'83年。今度は好評をもって迎えられたものの、ジョーンズとシュミットはまだ満足せず、さらに手を加えて8年後の昨'91年、やはりオフのセント・ピータース・チャーチ劇場で作者自らの演出により期限付きの公演を行った。
今回の日本初演にあたっては、この時の上演台本をその後またもや推敲したものを使用している。但し、33年のロングランに突入した『ファンタスティックス』でさえまだ練り直したいと言うジョーンズ氏たちのことである。これを決定稿と呼ぶのは恐らくまだ少し気が早過ぎよう。

勝田安彦
[PR]
by zatoumushi | 2008-05-26 22:26 | ▼プログラム▼