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“Musical comedy: the most glorious words in the English language.”


by zatoumushi
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▼141「シティ・オブ・エンジェルズ」▼

★シティ・オブ・エンジェルズ

@京都南座

松竹 製作

1992年 9月 2日〜27日

初演


【掲載内容】

松竹株式会社会長 / 永山武臣

音楽 / サイ・コールマン

「映画制作の実話」シティ・オブ・エンジェルズ
劇作家ラリー・ゲルバートが私達に贈る内幕物
        ミュージカルの中の劇中映画 / ラリー・ゲルバート

演出のスティーヴン・ズワイバウムに聞く
「ミュージカルと映画の素敵な出会い」/ 小藤田千栄子

「ヘイ、シャープ!の掛け声が聞きたい」
原信夫(音楽監督)インタビュー / 佐山一郎

「作品中に仄見える1940年代の名作と実在モデルたち」
スタインはハードボイルド私立探偵物の定型を描いている / 筈見有弘

「ブロードウェイ神話は永遠に不滅か」
単純だけれど、明快で健全なアメリカの精神が息づく場所 / 川口智子

「僕がギャビーとボビーの一人二役に注目する理由」
シティ・オブ・エンジェルズの作者は、
     ハードボイルドという一度死滅したジャンルを
          現代的にリメイクしようとしている / 生井英考

「今昔 シティ・オブ・エンジェルズ 物語」
金ぴかの孤独を抱えて羽ばたいている天使たちの住む町 / 福田みずほ

映画VS演劇プロデューサー対談
「根底には"愛"今様プロデューサーの在り方」/ 奥山和由 荒牧大四郎


【松竹株式会社会長】

「シティ・オブ・エンジェルズ」は1989年12月ブロードウェイのヴァージニア劇場で幕を開け、久々にアメリカらしいミュージカルとして好評を博し、翌90年のトニー賞では、昨年新橋演舞場、南座等で上演致しました「グランド・ホテル」と競い合った結果、最優秀ミュージカル賞をはじめ6部門で受賞するという快挙を演じました。「トッツィー」のラリー・ゲルバートの脚本はウィットに富み、「スウィート・チャリティー」のサイ・コールマンの曲は1940年代のハリウッドの華やかさをジャズのメロディーに描き出し、ロビン・ワグナーの装置は、現実をカラーで、映画の中の世界をモノクロで表現し、それぞれトニーのに輝きました。
オリジナル・スタッフとして参加されていたスティーブン・ズワイバウム氏を演出として今回ニューヨークから招き、日本のスタッフとの共同作業により、本場ブロードウェイを凌ぐ「シティ・オブ・エンジェルズ」を御覧にいれることができると存じます。
ドラマに歌に大活躍の中村雅俊さんが主役の私立探偵ストーンを演じ、作家スタインに桑名正博さん、謎の女性アローラに麻実れいさん、作家ギャビーに久野綾希子さん、さらに尾藤イサオさん、高畑淳子さん、楊淑美さんという、ミュージカルの実力者の共演陣が揃いました。原信夫とシャープス&フラッツの演奏も話題のミュージカル「シティ・オブ・エンジェルズ」は、皆様のご期待に添うことと存じております。
新装なりました南座と、日生劇場の二カ月のロングラン公演で、ブロードウェイ・ミュージカルの真髄をお楽しみ下さい。
本日はご来場いただきまして誠にありがとうございました。

永山武臣
by zatoumushi | 2008-05-27 23:25 | ▼プログラム▼