日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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▼181「魅せられてヴェラ」▼

★魅せられてヴェラ
 Pal Joey

@新神戸オリエンタル劇場

シアターアプル/ザ・ライト・カンパニー・ジャパン 製作

1989年10月 6日〜23日

初演


【掲載内容】

最高の娯楽 最高の勉強『魅せられてヴェラ』に思うこと / 青井陽治

『魅せられてヴェラ』けいこば絵日記 / 麻原いつみ

リチャード・ロジャースについて / 風早美樹

ミュージカル上昇期の魅惑 / 小藤田千栄子

フラッパーたちのアメリカ 1920〜30年代 アメリカ断片 / 中幡明

数々の名曲を生みだしたリチャード・ロジャースの作品リスト


【最上の娯楽 最高の勉強】

世はミュージカル・ブームと言われる。
いつも思うことだが、ブームと言われるのは、とりも直さず、本当には定着してはいないということだ。だから、世の中が騒いでくれているうちに、ミュージカルを仕事にしているぼくたちは、良い作品をたくさん送り出さなくてはならない。ミュージカルなんてつまらないと思わせてはならない。そう思う。
だが、この7〜8年の、日本のミュージカル・シーンを振り返ると、ひとつ大きな「?」がある。
ファッション商品として提示されている多くの作品が、ミュージカルの全体の歴史の流れの中では、ヴァリエーションだったり、異端児だったりすることだ。(中略)
この動きは、ブロードウェイ・ミュージカル120年の歴史のうちのほんの一部分、長く見ても、最近20年のことだ。それ以前のミュージカルの歴史の中で、ミュージカルは何をしてきたのか? 何によって、こんなにも急速に、多くの人の心をとらえてしまったのか? 娯楽なら何でもあるアメリカの、娯楽の代表にまでなったのか? それを知ってこそ、本当のミュージカルの楽しさを、お客様に、上手に提供できるようになる。また、お客様にしたって、もっとフルに、隅から隅まで、ミュージカルを楽しむノウハウを身につけられる筈だ。それができた時が、ミュージカル・ブームが本当に定着したと言える時だし、そこまで行けば、日本のオリジナルも、一人前になるのではないだろうが?(後略)

青井陽治 演出・翻訳・訳詞
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by zatoumushi | 2008-07-12 09:04 | ▼プログラム▼