日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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▼320「王様と私」(四演)▼

★王様と私

@帝国劇場

東宝 製作

1973年 7月 3日〜29日

四演


【掲載内容】

御挨拶 / 雨宮恒之

トニー賞について / 倉橋健

その夜ブロードウェイは雨だった
           トニー賞授賞式に出席して / 雨宮恒之

『ゆたかな時代のゆたかな二人』
           ロジャース&ハマースタイン / 広部貞夫

ミュージカルについて / 佐藤忠男

王様と私 ブロードウェイ初演の思い出 / 森岩雄

『王様と私』MEMO

王様と私 けいこ風景 / 榎その 絵・文


【御挨拶】

本日はご来場下さいまして、まことにありがとうございます。
さて、東宝の創立者小林一三翁は「西洋音楽を基礎にした、楽しく面白い家族本位の新しい大衆演劇」を創ることを理想とされておりました。
翁自らが育成された宝塚歌劇も、秦豊吉氏が試みられた、かつての帝劇ミュージカルスも、この夢の具体化のひとつでございます。
そして、菊田一夫氏を中心とする東宝のミュージカル上演運動は、この小林翁の理想を追求した、めざましい成果といえましょう。
この運動は、昭和38年の「マイ・フェア・レディ」以来、まずアメリカ・ミュージカルの上演からはじまり、更に「スカーレット」「歌麿」と、ミュージカルの創作上演へと華華しく展開して参りました。
去る3月25日、アメリカ演劇界における最高の栄誉であるトニー賞海外特別賞が、東宝の多年にわたるアメリカ・ミュージカル上演の業績に対して授与されました。
この受賞に勇気づけられた私たちの喜びが、一瞬にして大きな悲しみに変わりましたのは、運命の皮肉さと申すよりほかございません。
すなわち、この運動の中心であった菊田一夫氏が、4月4日志なかばにして逝去されたのでございます。まことに痛惜の極みでございました。
しかし、私どもは、小林翁の、そして菊田氏の夢を継ぎ、微力ではございますが、この運動をいよいよ発展させてゆく決意でございますので、何卒よろしくご後援下さいますようお願い申し上げます。(後略)

東宝株式会社常務取締役演劇担当
雨宮恒之
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by zatoumushi | 2008-12-24 22:15 | ▼プログラム▼