日本のミュージカルのために。。。


by zatoumushi
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★オクラホマ!

@日生劇場

宝塚歌劇団 製作

2006年10月 5日〜27日

四演


【掲載内容】

ごあいさつ / 小林公一

演出家に聞く / 中村一徳

オクラホマ! アンケート / 轟悠 霧矢大夢 一色瑠加 越及リュウ
               研ルイス 美鳳あや 城咲あい 青樹泉
               夢咲ねね


【演出家に聞く】

(前略)宝塚でも現在は海外ミュージカルの上演は数多くなりましたが、この『オクラホマ!』こそ、初めて宝塚で上演された海外ミュージカルでございます。
当時は宝塚の男役がカウボーイの世界を演じることが大変話題になったそうです。
そして再びバウホールでも上演され、今回が3度目の上演です。1967年の初演、1984年の公演と資料を拝見しますと、それぞれに特徴のある『オクラホマ!』がありました。今回は3度目の上演ですが、専科の轟悠さん、月組生35名による上演です。初演から受け継がれたこの作品の精神は受け継いでいきたいと思っていますが、このメンバーでしか出来ない、2006年版の新しい『オクラホマ!』としてお客様に楽しんで頂けることが一番の願いです。(後略)

中村一徳 潤色・演出
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by zatoumushi | 2008-11-30 14:16 | ▼プログラム▼
★オクラホマ!

@宝塚バウホール

宝塚歌劇団 製作

1984年10月20日〜11月 5日

三演


【掲載内容】

ごあいさつ / 小林公平

オールド・デイズ・オブ・アメリカ / 正塚晴彦


【ごあいさつ】

本日は、ようこそお越し下さいました。
さて、今回の公演は、花組によりますバウ・ミュージカルの名作の一つで、初演は、1943年、上演回数2248回、いわゆるロジャース=ハマースタイン2世の名コンビが誕生するきっかけとなったヒット作です。
宝塚大劇場では昭和42年7月に、月・星組の合同公演として上演され話題を呼びました。今回は脚色・演出を正塚晴彦が担当致します。
お話しは、アメリカ中西部の農場を舞台に、カウボーイと農家の娘との恋を牧歌的に明るく描いたもので、「美しい朝」「四輪馬車」「ノーと言えない」のほか、終幕の「オクラホマ!」の大合唱など、ミュージカルの醍醐味が十二分に楽しめる作品でございます。
出演は、大浦みずきを中心とする花組31名で、迫力のある舞台をお目にかけようと頑張っております。
それでは、最後までごゆっくりお楽しみ下さいますよう、お願い申し上げます。
本日は、ご来場いただき、誠に有難うございました。

宝塚歌劇団理事長
小林公平
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by zatoumushi | 2008-11-30 13:39 | ▼プログラム▼
★オクラホマ!  宝塚歌劇 月・星組合同9月公演
(東宝創立三十五周年記念公演)

@東京宝塚劇場

宝塚歌劇団 製作

1967年 9月 2日〜26日

再演


【掲載内容】

御挨拶 / 菊田一夫

華麗なる冒険 / 森岩雄
        (初演プログラムから再録)

『オクラホマ!』の成功おめでとう! / 野口久光

『オクラホマ!』上演に当たって / 内山信愛

『オクラホマ!』雑感 / 本地盈輝

デ・ラップ女史とオーディション


【御挨拶】

宝塚歌劇団が、本物のミュージカル『オクラホマ!』を上演するということ。これは、まことに新鮮味のある一面かなりの冒険でもあると思います。しかし冒険なきところに新鮮味はなく、向上はないとしたならば、これは、やはり伝統ある宝塚の歴史にある一つの里程表を築く素晴らしい企画だと思います。
これは一九四三年三月三十一日初日でセント・ジェームズ劇場で初演され、それ以来何年間という、日本では夢にも考えられないようなロング・ラン(連続長期公演)を打ったミュージカルです。(日本ではよく、旅回りとか、何ヶ月間かの間をおいて公演したものを、外国流にロングランなどと誇大に宣伝しますが、実際は、期間をあけずに公演を続けることがロングラン…それだけ客が続いてき、満員をつづけた、という意味なのです)初演以来のスタッフは、プログラムでお読みになれば判ると思いますが、脚本、作詞のオスカー・ハマースタイン2世と、作曲のリチャード・ロジャースは、この作品以外にも多くのミュージカルコンビとなり数々の傑作が残されています。脚本家と作曲家の結びつきの大切さはこれで判るのですが、この『オクラホマ!』のなかにもそれは随所に見られます。
宝塚で上演されるにあたっては、かなり激しいオーディションが行われたということですが、これは外国でなら当然のこと。外国の俳優はすべてがフリー(無所属)です。その時その時の公演の脚本にしたがい、その脚本の要求している役に適した役者がさがされる。上は大スターから下は大部屋の端にいたるまでが、その役に適するか適しないか、適するとしたらどの程度演りこなせるのかオーディション(試験)をうけて、合格した役者だけが採用されるのです。だから役者は、初日があいてのちの出演中も、その役を一層うまくやるために訓練所に通い、遊んでいる役者も、いつ、どんな役のオーディションがあっても、合格するだけの力量をつけようとしてレッスンを続ける。日本の舞台と外国の迫力の差はそこから生まれるのです。
こんどの【オクラホマ!】は、はっきり云って、きわめて宝塚向きであるとはいえません。しかし、宝塚歌劇が男役の人気によって多くのファンを集め、大勢の人々の支持をうけているのだとしたら、この作品を選んだことに、まちがいないのだと云えましょう

昭和42年 7月
東宝株式会社専務取締役
菊田一夫
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by zatoumushi | 2008-11-30 13:06 | ▼プログラム▼
★シュガー

@日生劇場

東宝 製作

1998年 9月 5日〜28日

三演


【掲載内容】

シュガーの翻訳にあたって / 丹野郁弓

「シュガー」との出会い / 高橋亜子

「お笑いお好き?」 / 村松欣

『シュガー』と70年代のミュージカル / 小藤田千栄子

薬師丸さんの「無造作」な美しさ / 笠浦友愛

稽古場スケッチ / 榎その 絵&文


【「お笑いはお好き」】
(前略)ミュージカル・コメディ、『シュガー』は、典型的なスラップスティック喜劇。日本語で言うなら、ドタバタ喜劇、アチャラカ喜劇と言う系統の作品です。(中略)
「シュガー」は、アメリカ映画史を飾るユニークな喜劇作家、ビリー・ワイルダーの最高傑作である「お熱いのがお好き」のミュージカル版です。スリリングでロマンチックな物語展開と共に、喜劇の常道がそこかしこにちりばめられている、いわば「コメディの典型」とも言える作品で、「シュガー」と言うのは、薬師丸ひろ子さん演じる女主人公の名前です。その名前の通り、甘くてキュートな薬師丸さんを主演に迎え、薬師丸さんの持ち味を生かしながら、映画とは一味違う、新しい「シュガー」を作り上げたいと思っております。(中略)
今はただ、素晴らしいスタッフの協力を頼りに、作品の成功と、この舞台が薬師丸ひろ子さんにとりまして、新たな飛躍になりますよう、祈りつつ……。

村松欣 演出
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by zatoumushi | 2008-11-29 02:02 | ▼プログラム▼
★蜘蛛女のキス

@東京芸術劇場中ホール 他

梅田芸術劇場 製作

2007年11月 2日〜11日(東京芸術劇場中ホール)
   11月16日〜18日(梅田芸術劇場メインホール)

三演


【掲載内容】

ごあいさつ / 井潟英司

神話のような力を持つ、奇跡の物語 / 荻田浩一

MAIN CAST INTERVIEW
      ふたりの心理戦を、体感してもらえるように / 石井一孝
      この大きな作品に、身をゆだねていきたい / 朝海ひかる
      革命家の寂しさ、究極の孤独を / 浦井健治

愛に絡めとられ死に至る
    ミュージカル版『蜘蛛女のキス』ができるまで / 山村由美香

物語の変貌を知る愉しみ
         マヌエル・プイグと『蜘蛛女のキス』 / 野谷文昭

不朽の名コンビ、カンダー&エッブの音楽 / 中島薫

“映画”に託されたもの / 萩尾瞳

浦井健治のアルゼンチン紀行


【ごあいさつ】

本日はミュージカル『蜘蛛女のキス』にご来場いただき誠にありがとうございます。この作品はラテンアメリカを代表する作家マヌエル・プイグの同名ベストセラー小説をミュージカル化したものです。
1981年にプイグ自身の手により戯曲化、初演され、その後85年には映画版が、そして遂に93年にはハロルド・プリンス演出によりミュージカル版が上演されました。(中略)
今回は、この作品をテレビ朝日開局50周年記念企画として、ミュージカル版としては、初めて日本人の演出を許され、今やファンタジーな舞台を演出させたら右に出る者はいないといわれる宝塚歌劇団の荻田浩一氏に演出と訳詞をお願いし、キャストにはモリーナ役に石井一孝、ヴァレンティン役には浦井健治、そして注目の蜘蛛女役には宝塚歌劇団退団後、本格的なミュージカルに初出演となる朝海ひかるの各氏にご出演いただくなど、これ以上のスタッフやキャストは、今後も望めません。
末尾ではありますが、この公演の実現にご協力いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。どうか、人間の愚かさ、淋しさ、愛おしさなどが凝縮され高らかに謳われたこのミュージカルを最後までご堪能ください。

梅田芸術劇場
代表取締役社長
井潟英司
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by zatoumushi | 2008-11-28 22:35 | ▼プログラム▼
★雨に唄えば

@梅田芸術劇場メインホール

宝塚歌劇団 製作

2008年 7月 5日〜21日

三演


【掲載内容】

ごあいさつ / 小林公一

演出家に聞く 宙組『雨に唄えば』 / 中村一徳


【ごあいさつ】

ようこそ宝塚歌劇宙組公演にお越し下さいました。
御覧頂きますのは、ミュージカル『雨に唄えば』でございます。
『雨に唄えば』は、MGM映画により1952年に製作され、ジーン・ケリー、ドナルド・オコナー、デビー・レイノルズの出演で大ヒットしたミュージカル映画で、1983年にはロンドン、1985年にはブロードウェイで舞台化される等、今尚、世界中の人々に愛され続けている作品でございます。
宝塚歌劇では、2003年、日生劇場にて安蘭けい、大和悠河を中心としたメンバーにより、ブロードウェイ版に現代的な解釈を加え上演し、好評を博しました。今回は、大和悠河を中心とした宙組37名により、梅田芸術劇場メインホール公演としてお届けします。演出は、中村一徳が担当致します。
それでは、サイレント映画が“トーキー”へと移り変わる20年代のハリウッドを描き出した、明るく陽気なミュージカルをどうぞお楽しみ下さい。
本日の御来場、誠にありがとうございました。

宝塚歌劇団理事長
小林公一
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by zatoumushi | 2008-11-28 04:13 | ▼プログラム▼
★ビッグ

@東京国際フォーラム ホールC

フジテレビ/キョドー東京 製作

2000年 8月 1日〜27日

三演


【掲載内容】

ごあいさつ / 三ッ井康 橘高隆哉

メイキング・オブ・ビッグ
  製作発表 記者会見 リハーサル 顔合わせ&読み合わせ 歌合わせ

「ビッグ」な夏がやって来た
       三度目の上演に期待する4つの「楽しさ」 / 石井啓夫

キャストへのメッセージ 赤坂晃さんへ / 岩下志麻 内館牧子
            宮崎優子さんへ / 市村正親 姿月あさと


【ごあいさつ】

この度は、ブロードウェイミュージカル「ビッグ〜夢は、かなう。〜 Presented by サンクス』にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
'98年、'99年の夏休み、このミュージカル「ビッグ」は爽やかな感動を巻き起こし、日本のミュージカルシーンに新たな伝説を作り、大ヒットをおさめました 。このミュージカルの「夢は、かなう」という普遍的なテーマが子供からお年寄りまで広い層の心をつかんだといえるでしょう。そして今年も3回目の上演として皆様にお届けできることとなりました。
今年のジョシュ役には、舞台・ドラマと幅広く活躍中の赤坂晃。そして相手役には元宝塚トップ娘役・風花舞改め、この舞台を機に名前も新たにスタートする宮崎優子を配し、またジャニーズJr.も加わり、よりフレッシュなキャスト陣となっております。(中略)
最後に特別協賛を賜りました株式会社サンクス アンド アソシエイツ様をはじめとするすべての関係者の方々に厚く御礼申し上げます。

株式会社フジテレビジョン
代表取締役副社長
三ッ井康
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by zatoumushi | 2008-11-27 19:58 | ▼プログラム▼
★コレット・コラージュ コレットをめぐる二つのミュージカル

@シアター・ドラマシティ

シアターVアカサカ シアター・ドラマシティ 製作

1994年 4月25日〜27日

三演


【掲載内容】

幕の開く前に / 勝田安彦
        (初演・再演プログラムから再録)

コラージュを collage する / 柳沢孝彦
               (再演プログラムから再録)

小説家コレット / 横川晶子
         (再演プログラムから再録)

日本でも人気のオフ・ブロードウェイ・ミュージカル / 小藤田千栄子
                    (再演プログラムから再録)


【コラージュをCollageする】

今世紀の絵画や彫刻の世界で「コラージュ」という技法が数多くの芸術家の手により試みられてきた。「コラージュ」は糊付けするという意味のフランス語 ―coller― からの派生語で、様々な物(写真や新聞の切り抜きなど)を画面に張り合わせてイメージを組み立てていく手法をいう。(中略)
劇場もまた舞台と客席のコラージュ。演ずる人と観る人とが一期一会の劇場性を共演する場だから、観客と舞台、観客と観客といった多元的な関係の緊密さが興奮の函数だといえる。それぞれの関係がいかに一体感を持つかが劇場の質を決定してしまう。(中略)
『コレット・コラージュ』についていえば、トム・ジョーンズがコラージュという武器を初めて現代の劇空間に発展させようとするものである。価値観が多様な拡がりを見せている現代でこそコラージュはその有効性を発揮しるように、単に物語や筋道を追う劇作などを超えてコレットの言葉をコラージュするという独創的な組立が、私たちのイメージを生々しくかきたてて新しいコレットを立ち現せる。
またオペラやミュージカルの魅力が歌によって劇(筋道)を進めるというある種の宿命的な矛盾をかかえているということに気がつけば、ジョーンズのそれはこの宿命的な矛盾に新しい切り口を介して作家と鑑賞者との対話で創り出される芸術だから、断片的なイメージを重ね合わせてそこに意味を紡ぎだすという作用は、観る人そして演ずる人それぞれの感性の交感に委ねられているといえる。即ち、コレットの生きざまの時間断面がコラージュされるこの劇場空間は、居合わせるひとりひとりが主役となって新しいコレットを発見する「舞台」となる。

柳沢孝彦
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by zatoumushi | 2008-11-27 13:59 | ▼プログラム▼
★CAN-CAN
(グランドショー マンハッタン不夜城 ―王様の休日―)

@東京宝塚劇場

宝塚歌劇団 製作

1996年 7月 4日〜30日

三演


【掲載内容】

ごあいさつ / 植田紳爾

ベル・エポックの人間像 / 谷正純
             (再演プログラムから再録)

「王様の休日」という名のショー / 草野旦
                 (再演プログラムから再録)

フライング・デザイナー / ピーター・フォイ
             (再演プログラムから再録)

振付 / ロバート・ロングボトム
    (再演プログラムから再録)

フレンチ・カンカンとムーランルージュ / 任田幾英
                    (再演プログラムから再録)

Stage Setting / 大橋泰弘 新宮有紀
         (再演プログラムから再録)

ブロードウェイ→ハリウッド→宝塚『カンカン』が踊り続けた道
                        / 小藤田千栄子
                    (再演プログラムから再録)

コール・ポーターとミュージカル / 岩根洋三
                 (再演プログラムから再録)

「芝居の月組」の伝統は脈々と
       メインキャストを担う四人の演技者たち / 天野道映
                    (再演プログラムから再録)

月組公演Q&A / 久世星佳 風花舞 真琴つばさ 姿月あさと 汐風幸
        (再演プログラムから再録)


【ごあいさつ】

本日は、宝塚大劇場へようこそお越し下さいました。
さて今回は、月組によります、ブロードウェイ・ミュージカル『CAN-CAN』と、グランドショー『マンハッタン不夜城 ―王様の休日―』をご覧頂きます。
『CAN-CAN』は、コール・ポーター作詞・作曲、エイブ・バローズ脚本による傑作ミュージカルで、19世紀のパリを舞台に、生真面目な新任判事やダンスホールの勝ち気な女主人、パリ一番の美術評論家といった登場人物達が織りなすお洒落で楽しい物語でございます。
1953年に上演されて以来、892回のロングランを数え、フランク・シナトラ主演で映画化もされました。今回はこの作品を、谷正純の脚色・演出による宝塚版『CAN-CAN』としてお届けします。
『マンハッタン不夜城 ―王様の休日―』は、ニューヨークはマンハッタンの一角に、ある日突然ヨーロッパ中世のお城が引っ越してきたころからはじまる、明るさとシャープさ、妖しさとメルヘンを合わせ持った、ストーリー仕立てのグランドショーでございます。
なお、アメリカの振付界のホープ、ロバート・ロングボトム氏に初舞台生のロケットを初め、数シーンの振付をご担当いただきました。作・演出は草野旦でございます。
なお、この公演から久世星佳をトップに新生月組がスタートいたします。皆様の温かいご声援を賜りますよう心からお願い申し上げます。
今回は、久世星佳、風花舞、真琴つばさを中心とする月組生94名に、専科から汝鳥伶の応援を得、清新發刺たる舞台をお送りします。
それでは、最後までごゆっくりお楽しみ下さい。本日のご来場、誠にありがとうございます。

宝塚歌劇団理事長
植田紳爾
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by zatoumushi | 2008-11-26 23:06 | ▼プログラム▼
★心を繋ぐ6ペンス

@帝国劇場

東宝 製作

1991年 4月 1日〜30日

三演


【掲載内容】

思い出の6ペンス / 倉橋健

心を繋ぐミュージカル / 岩谷時子

心を繋ぐ想い / 井上思

『心を繋ぐ6ペンス』パワフルカンパニーに期待 / 風早美樹

座談会 開幕直前!きっと熱くするからね!
       / 田原俊彦 剣幸 鈴木ほのか 井上思 國井祐嗣 司会


【心を繋ぐ想い】

十九世紀、ヴィクトリア朝の英国が生んだ偉大な作家ディケンズは、その名作『二都物語』の最後をこんな言葉で結んでいます。
「いま、ぼくのしようとしている行動は、いままで僕のした何よりも、はるかに立派な行動であるはずだ。そして、やがてぼくのかち得る憩いこそは、これまでぼくの知るいかなる憩いよりも、はるかに美しいものであるはずだ」………と。
このディケンズの言葉が、同時代の英国の地方都市を舞台に繰り広げられるこのミュージカルの主役、アーサー・キップスを演じる田原君をはじめ、全出演者の心に長く苦しい稽古の果に、すがすがしく、共通して湧き立つ想いであるならと願い、また、それこそ観客の皆様の心を打つであろうエネルギーの源となるのではと信じています。
そして、その時こそ“心を繋ぐ6ペンス”が、芝居の世界から大きく広がり、飛び立って全出演者の心と、帝劇におこしのお客様の心とを、しっかり繋いでくれるのではと期待しています。
菊田先生が初演されてから、すでに二十五年経ちましたが、今日、再び上演されるこの名作が、以前にも増して、皆様の心に残るような作品になる事を、祈るような気持ちでいる次第です。
どうぞ、ごゆっくりお楽しみ下さいませ。

井上思 演出
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by zatoumushi | 2008-11-26 15:46 | ▼プログラム▼