人気ブログランキング | 話題のタグを見る

“Musical comedy: the most glorious words in the English language.”


by zatoumushi
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

▼145「クレイジー・フォー・ユー」(再演)▼

★クレイジー・フォー・ユー

@日生劇場

劇団四季 製作

1993年12月 6日〜1994年 3月29日

再演


【掲載内容】

ジョージとアイラ
  ガーシュウィン兄弟の思い出 1993 / マイケル・ストランスキー

『ジョージ(クレイジー・フォー・ユー)ガーシュウィン』/ 馬場啓一

劇団四季とブロードウェイ・ミュージカル / 小藤田千栄子
                  (初演プログラムから追記再録)

ブロードウェイに新鮮なガーシュウィンコーラス / フランク・リッチ
(1992年2月20日付ニューヨーク・タイムズより転載/再録)

「そして、突然プロデューサーに」
ブロードウェイ版プロデューサー ロジャー・ホーチョウ氏に聞く

アメリカン・ミュージカルの復活と
            『クレイジー・フォー・ユー』 / 有吉玉青

ニューヨークは君達を忘れない
            ニューヨークの秋、一九九二年 / 松田宏一


【劇団四季とブロードウェイ・ミュージカル】

(前略)
こんなふうに、いくつもの期待と、多くの挑戦を内蔵しながら1993年2月、四季の『クレイジー・フォー・ユー』は開幕した。(中略)
普通に考えれば『クレイジー・フォー・ユー』は、四季向きの作品ではなかったはずである。それは『アプローズ』に始まった四季ミュージカルのレパートリーを見れば、すぐに分かることである。よくぞここまでと思えるほどに、テーマ性を打ち出した作品て統一され、それがまた私たちファンにとっては大きな魅力でもあったのだが、こんどはテーマ性よりも楽しさを全面に出したものであり、ブロードウェイの伝統のひとつであるミュージカル・コメディへの挑戦であった。それは意外とも言える作品選択ではあったが、いまの四季なら、これが出来ると確信した企画の決定に感嘆してしまったのである。(中略)
四季にとっても『クレイジー・フォー・ユー』の成功は、今後にまた新たな道を拓くことになった。それは豊かな娯楽性を合わせ持った、さらなる演劇の実りのはずである。

小藤田千栄子
by zatoumushi | 2008-05-31 20:57 | ▼プログラム▼